精神科医が教えるストレスフリー超大全 ダイヤモンド社

今回ご紹介する書籍は、精神科医の樺沢紫苑先生の著書、「精神科医が教えるストレスフリー超大全」です。
私の専門分野の財務会計とストレスフリーというとあまり関係がないようですが、今回紹介させていただいた目的は、
ビジネスパーソン、特に自身で事業をされている方にとって恐らく最も大切なものは自分の健康で、その健康を
阻害する要因としてメンタル疾患に限らず多くの病気の原因となるのがストレスであると思い、少しでも皆さんが
健康で元気に仕事ができればと思い本書をご紹介させていただきます。

本書の活用法

本書は、全6章の343ページの構成となっています。
序章が「ストレスフリーの基本」、第一章が人間関係、第二章がプライベート、第三章が仕事、第四章が健康、
第五章がメンタル、そして最終章が考え方という構成となっており、序章と最終章が全般的な内容となっており、
第一章から四章までは、各々の原因ごとにストレスへの対処法が記載されています。
このような構成となっているため、全体を網羅的に読むのではなく、第一章から第四章までは各自のストレスの原因に応じて
個別に読めば良いと思います。
ですので、今回は、序章と終章の内容をご紹介させていただき、その間の内容については、皆さんの状況に応じて適宜ご選択
いただければと思います。
また、状況の変化で新たなストレスが生じた時にはその原因に応じた個所を読むといった辞書的な使い方もできると思います。

序章:ストレスフリーの基本

  1. 不安を行動で取り除く
    不安が起こる原因は、ノルアドレナリンの分泌で、ノルアドレナリンが高まると集中力が増し、どうすれば良いのか一瞬で
    判断できるようになる。ノルアドレナリンは行動するためのエネルギーなので、これを利用して行動を起こすことにより不安を
    取り除く。
    この際の手段としては、話す、書く、身体を動かすがある。
  2. 自力で解決できるようになる
    悩みを書く、対処法を調べる、やってみる、評価するの4ステップにより、悩みをTo Doに置き換える。
    これは、よく言われるPDCAに近い概念なので、多くのビジネスパーソンにとってしっくりくるものではないでしょうか。
  3. 他人の力を上手に借りる
    これは大体タイトルからして想像できる通り、人に相談するという事です。
  4. 生活を整えてちゃんと生きる
    7時間以上の睡眠、1日20分(週に150分)以上の中強度の運動、バランスの取れた食事を通じて生活を整える。
  5. 朝のモーニングルーティーン麻散歩をする。
    起床後1時間以内に朝散歩をして日光を浴びる。
    (もし通勤のある方でしたら通勤でもある程度を補うことはできると思います。)

この序章の内容だけでも十分に濃いので、ある程度のストレスなら解消できるのではないでしょうか?

終章:考え方

  1. 人生を楽しむ人になる方法
  2. 決断グセを付ける
  3. 「生きる意味」を考え続ける
  4. 「死」について考える
  5. 「幸せ」を手に入れる方法

の5つの部分から成っており、第一章からの具体的な内容を総括するような内容になっています。

名言集

更にこの本のすごいところとして、毛利元就、松下幸之助などの偉人から、漫画の人物に至るまで、
各内容に応じた名言が記載されており、それだけでも非常に楽しめる内容になっています。
例えば、名言を抜き書きしておいて机の前など常に目に触れるところに貼っておいてストレスを
感じるたびに見返して同時に本の内容を見返すというのもまた一つの活用法になると思います。

参考書籍の紹介

また、この本のすごいところとして、参考書籍の紹介が豊富なところもあります。
例えば、人間関係のところでは将棋の羽生名人の書籍が紹介されていたりします。
しかも、難易度が星の数で表示されているので、自身の理解度に応じてさらに深く学ぶための
書籍を選ぶこともできます。

私の活用法

このようにあれもこれもの要望に応じることができる非常に贅沢な本ですが、幸か不幸か今の私には
そんなにストレスと呼べるものがないので、第四章の「健康」のテーマとなっている、
「疲れない体」を手に入れるのところを真剣に読んで普段の食生活により目を向けていきたいと考えています。

最後に

私が、樺沢先生のことを知ったのは、先生がyoutubeでメンタルヘルスについて分かりやすく情報発信している
ことで知りました。
なので、本書以外にもご関心のある方は一度先生のyoutubeをご覧になってはいかがでしょうか?

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