「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術 日本実業出版社

税法学者で弁護士の木山泰嗣さんの著書『「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術』を読みましたので、
その感想です。

概要

税法学者で弁護士の先生による、読書技術に関する著書といえば、ビジネス関係の読書技術を紹介されている
と思いきや、冒頭で、『「義務感」、「速読」、「効率」の呪縛が読書を遠ざける』として、いわゆるビジネス関係の
読書ではなく、自分の関心に沿った、「自由気ままに楽しむ読書」を通じて「記憶力」と「思考力」を高める方法に
ついての著書となってました。

主なポイント

私が本書を読んで関心したところは以下の点です。

  1. 教える人が一番学ぶ
    弁護士になってから税務訴訟について独学で勉強していたが、本格的に学んだのは、非常勤講師としてロースクールで
    授業を担当するようになってからで、学生に教えるために必死に学んだとのこと。
    何かを学ぶのであれば、人に教えるのが一番良い方法なのだと思いました。
  2. リアルな実感があれば忘れない
    受験勉強のようなややもすれば詰込み型になりやすい知識は、忘れるのも早いが、例えば、近代日本史と現在起こっている
    出来事をリンクさせて覚えるようにすれば、忘れない知識となる。
  3. 読み終わった後に身体を動かしながらポイントを思い出す
    記憶力を高めるためには、本を読み終わった後に(例えば歩きながらなど)身体を動かしながらポイントを思い出す。
    身体を使う行動を読書の後に行うととても記憶に良い。
    そういえば、大学受験の時に習った勉強法の一つとして、歩きながら英単語などの暗記物を覚えるという方法があり、
    暗記に関しては、五感を使いながら覚えていった方が記憶に残るという話があったのを思い出しました。
    ちなみに、著者は、電車やカフェで読書をして、その後歩いて内容を思い出すという読書スタイルなので、車は
    持っていないという事でした。
  4. マーカーで色を塗りながら読書をする
    覚えたい場所にはマーカーを塗って覚えるようにする。
    この場合、いろんな色を使うのではなく、一色のみに限定しているとのこと。
  5. 覚える時には付箋も貼る
    マーカーと付箋で印をつけながら、手を動かして覚えいているとのこと。

そして、本書は他の本をいくつか紹介しておりましたが、その中で「思考力を高めたい人にお勧め」とされていた「factfulness」と
女優の石原さとみとの交際のウワサで有名になってしまった前田裕二さんの「メモの魔力」の二冊が気になったので、一読してみたいと
考えています。

気になった方は是非ご一読ください。

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